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二つのトラバース
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イメージ
 
カメラ

真夏でも雪が残る年もある

エスプラナーデの小屋の見取り図

 エスプラナーデは、カナダのコロンビア山群にあるエスプラナーデ山群に位置している。カナディアンロッキーからは車で2時間の距離なので、気候もほぼカナディアンロッキーと同じといえるだろう。

 
カナダの山岳地帯の気候の特徴
 
背景 上
 
背景 上
 
背景 上
 
 
1
空気の乾燥
空気の乾燥

ページ下部の表にある通り、カナダの山岳地帯は降水量が少なく、空気はいつも乾燥している。就寝中の喉の渇きや、肌の乾燥など、短期の滞在でもすぐに空気の乾燥を実感できるはずだ。エスプラナーデのような標高の高い場所でのハイキング中には特に脱水症状に気をつけ、水分補給を忘れないようにしよう。またリップクリームやボディークリームなども効果的なので、積極的に活用しよう。

 
2
朝晩の冷え込み
朝晩の冷え込み

ハイキングに適した7月中旬から9月までの間、日中の気温は20度以上に上がることも多いが、朝晩はぐっと冷え込む。特に9月にはいると夜間はマイナスになることも多く、日中も天気が悪くなれば雪が降ることもあるので、ハイキング中に使用するフリースなどの防寒具は忘れないように注意が必要だ。山小屋内は暖房(まきストーブ)があるので、暖かかく過ごすことができるので、ご安心を。

 
3
強い紫外線
強い紫外線

北海道より高緯度、北緯52度に位置するエスプラナーデでは日中の紫外線が非常に強い。一日のハイキングが終わった後、日光に露出した肌が真っ赤になるケースも多く、その後のハイキングに影響が出ることもある。肌の弱い方はもちろん、日ごろスキンケアをしていない人も、日焼け止めを塗ることを強くお勧めする。また目を保護するためにサングラスも忘れずに用意しよう。

 
 
背景 下
 
背景 下
 
背景 下
 
 
シーズン概要
 
7月上旬
 

まだまだ残雪が多く、北斜面はもちろん綾線上にも雪が目立つ。雪の上のハイキングを体験することができ、素晴らしい雪化粧をしたエスプラナーデを満喫できるのが特徴。雪が融けた場所では黄色いカタクリ、アネモネ、ウェスタンビューティー(日本にはない花)が咲き始める。

 
破線
7月中旬
 

稜線上に残っていた雪も急速に融け始め、花も多くの場所で咲き始める。北斜面にはまだ雪が残るので、気持ちの良い稜線歩きプラス、雪上歩行も楽しむことができる。気温も徐々に上がり始め、ハイキングに最適な気温での稜線歩きをすることができる。

 
破線
7月下旬
 

登山コースからは雪が消え、高山植物が一番多い時期となる。日本にもない色とりどりの花が沢山咲き乱れるので、高山植物好きにはお勧めの季節。気温はさらに上がるが、日本に比べて湿気が少ないので、からっとした暑さで不快感はない。

 
破線
8月
 

天候はさらに安定し、晴天率が上がる。青空のもとの縦走を楽しもう。花は徐々に減っていくが、気温が高く、湖での水泳なども楽しむことができるのも、この季節ならでは。森林限界よりも上を歩くので、日中気温が上がった日には、日焼け対策、水分補給が特に大切となる。

 
破線
9月
 

日中の気温もさがり、晴天率が高いこの時期はハイキングに最適な時期ともいえる。朝晩は冷え込むが、すきとおった秋空の下での縦走が可能だ。森林限界の上を歩くので、紅葉・黄葉する木はないが、低木が秋色に染まり、趣のある縦走を満喫しよう。

 
破線
マーク

年度、季節によりコンディションは変わるので、あくまで平均のデータとして記した。

 
 
ブリティッシュコロンビア州ゴールデン町のデータ(標高785m)
 
 
 

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

日中平均気温

-9.7

-5.2

0.4

6.2

11.1

14.7

17.1

16.5

11.3

4.9

-2.5

-8.4

最高気温

-5.6

-0.3

6.3

13.1

18.3

21.6

24.4

24.0

18.1

10.1

0.8

-5.1

最低気温

-13.7

-10.2

-5.6

-0.8

3.8

7.8

9.7

9.0

4.4

-0.4

-5.7

-11.7

降雨/雪量

51.7

29.0

21.1

22.0

36.2

45.7

47.7

46.7

38.7

32.5

50.9

53.1

マーク

エスプラナーデの各小屋は標高約2100mに位置するため、上記データより全体的に低い。

 
 
 
 
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